徒然雑記          10月31日

朝8時半、波多八幡神社へ、今回作った幟旗「上松浦党党首波多氏」を4旗たてる。今日は肌寒い・・・。9時半過ぎ準備完了・・。  10時より、「上松浦党波多氏一族郎党縁者、並びに炭鉱事故の犠牲者の合同慰霊祭」奉行・・。参列者全員で玉ぐし奉典・・。山下参議院議員と古川代議士よりメッセージを頂く・・。

式典後、伊万里板木の法行太鼓(松浦水軍太鼓)の奉納・・遠くは糟屋郡佐世保らからも見えていた。 11時過ぎから~社務所において黒田氏の講演~演題は「唐津松浦党の神仏信仰について」があり、40名近くの方が熱心に聞き入っておられた。~上松浦党の武士の面々に共通するのは、八幡神社(源氏の守り神)~上松浦党の始まりである波多氏や石志氏・佐志氏・神田氏も皆さが源氏の流れをくむとか。波多氏は相知の鵜殿岩屋にも保護、滅亡後はその家臣久我氏によって守られてきたとか・・・。

講演終了後、講師を交えての雑談会~ 後片付け、3時半過ぎ曳山へ~控え室で雑務~5時過ぎ退室。6時過ぎ、芳谷へ自然薯の件で・・・。帰宅。

読んだ本の中に、パラオ共和国には激戦の地に、連合国と日本国の慰霊碑があるとの記述があった。その碑文には、

連合国側は、ミニッツ元帥で「この島を訪れる諸々の国の旅行者よ。あなたが日本の国を通過することあらば伝えてほしい。此の島を死んで守った日本軍守備隊の勇気と祖国を憶うその心根を。」 ~戦没者に対する畏敬の念と、その功績を称えているように感じる。

日本の旧厚生省建立した碑文は「先の大戦において西太平洋の諸島、及び海域で戦没した人々を偲び、平和への願いを込めてこの碑を建立する」 尊い命を捧げて、祖国を守った人たちへの思いが感じられない。いかにも、役人的な言葉での表現・・・。